高校数学「ω」「3次方程式」「ωの2乗」
高校数学「ω」「3次方程式」「ωの2乗」
x^3=1の虚数解の一つをωとすると、もう一つの虚数解はω^2であることを実際にやってみたいと思います。
まず、x^3=1を解いてみます。
x^3=1
x^3-1=0
(x-1)(x^2+x+1)=0
より、x-1=0,x^2+x+1=0
x^2+x+1=0を解の公式を使って解くと、
x={-1±√(1^2-4・1・1)}/2・1
={-1±√(1-4)}/2
={-1±√(-3)}/2
=(-1±√3i)/2
このプラスマイナスの2つの解のうち片方、例えばプラスの方をωとしてみます。
つまり、ω=(-1+√3i)/2です。
ちょっと不思議に思うかも知れませんが、これを2乗すると、(-1-√3i)/2になるのです。やってみましょう!
ω^2={(-1+√3i)/2}^2
={(-1+√3i)^2}/4
={(-1)^2+2・(-1)・√3i+(√3i)^2}/4
=(1-2√3i-3)/4
=(-2-2√3i)/4
=(-1-√3i)/2
ということで、ω^2=(-1-√3i)/2になりましたね!
-----------------------------
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
-----------------------------